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Blogこんにちは、周南市の工務店「住楽の家」スタッフの小田です。
皆さん、「シューズクローク」はご存知ですか?
簡単に言うと「下駄箱」です。
今回はこの「シューズクローク」についてお話しさせて頂きます。
家を検討中の方でシューズクロークが欲しいという方もいらっしゃると思います。
ただシューズクロークといっても使い方によって
「間取り」は大きく変わってきます。
皆さんはシューズクロークをどのように使いたいかイメージできていますか?
自分なりの使い方をイメージすることで失敗もなくなり使い勝手も良くなる。
今回はそのための2種類の動線と棚の種類についてお伝えします!
動線はどのようにとる?
ウォークイン
ウォークインは玄関横にある「物置」のイメージ。
最大3方まで棚の設置が可能なので
靴をたくさん収納したい人はもちろん、
キャンプなどのアウトドア用品など外で使うものもしっかり収納できます。
来客があっても通るところではないので
扉を取り付けることで中を見られたくない場合でも安心です。
ただデメリットとして、
シューズクロークの中と家の中がつながっていないので
一度スリッパなどを履いてシューズクロークの中に
靴を取りに行くというような動線になってしまいます。
もう一つがメリットでもある、物をたくさん収納できるという点が
管理ができていないとごちゃごちゃになってしまう可能性もあります。
ウォークインのみに限った話ではないですが
収納した物の管理はしっかりと行うことが大事になります!
ウィークスルー
こちらは人が通り抜けられるため
お出掛けする際、帰宅した際に自然な流れで収納、取り出すことができます。
シューズクロークを通るのはもちろん家族のみ。
つまり「家族用の動線」と、「お客様用の動線」の二つが作られる事となります。
お客様の動線には家族が通ることがないので
もちろん玄関はきれいに保たれますし
家族も帰宅からの流れの中でシューズクロークに収納するという癖がつくと
いつまでもきれいにキープできます。
ただこちらもデメリットとして
ウォークインに比べると収納力が劣ってしまいます。
ウォークインだと1つだった入り口が
ウォークスルーだと2か所必要になるためです。
しかし生活の動線に合わせて設計されるととても良い一つのお部屋になります。
ウォークスルーも使う癖をまずつけないと
ごちゃごちゃした物置になりかねません。
「通らなければならない理由」をまず作ることで
必然的に整理されていき、きれいなシューズクロークとなるでしょう。
棚の種類
棚にも色々な種類があります。
「I型」…片側のみ収納棚
「Ⅱ型」…両面の壁に収納棚
「L型」…正面と隣接する壁に収納棚
「U型」…両サイドと正面に収納棚
ウォークインかウォークスルーかで棚の数、形は変わってきます。
住まれてからの必要なもの、家族構成などを実際にイメージしながら
シューズクロークの間取り、棚を決定していくと
使いやすく、後悔しないシューズクローク、そして玄関になります。
家族はもちろん、
お客様の第一印象につながる。
シューズクロークは収納として、
そして無駄のない動線で生活を快適にする部屋でもありますが
それと同時に来て下さったお客様が最初に目にする玄関を
整理するためにも大きな役割を果たします。
ただやはり自分達なりの使い方はイメージできるけど
どういった間取りで設計していいのか。
自分達にはどのパターンがあてはまるんだろう。
と、お悩みになられた方がいらっしゃいましたら
ご相談だけでも構いません。
お客様の生活、暮らしをお聞きした上でご提案させて頂きます。