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こんにちは。
住楽の家アドバイザーの今江です。
最近は寒暖差が激しく賃貸住まいな私は日中車で冷房を点けて夜は電気毛布という省エネからかけ離れた生活を送っています。
皆様ご自愛ください。
(弊社で建てていただいたお客様には年中快適とお声を頂いているのでご安心ください。)

ところで、本日は省エネとは全く関係ない過去の施工例のお話をしていこうと思います。
これまでにもHPやSNSで度々紹介させていただいているお宅ですが、
今回は家づくりのストーリーと共に施工例をご紹介します。
楽しく読めるように書きますので最後まで読んでいただけると幸いです。


では、はじまりまじまり。

Y様は「海を眺める暮らしがしたい」という希望から、道路越しに海が見える土地を選びました。
車通りが少なく海を独り占めできる静かな環境の土地です。

~横の切り取り~

しかし、海側を向くと右側にはお隣の建物、左側には電柱と雑木が視界に入ってきます。
正面に海が見えるようにするにはどうすれば良いか?
そんな課題の末建った建物が ↓ こちら ↓ です。

赤い点線が道路境界線と呼ばれるラインで、青い点線が建物の外壁ラインです。
住宅は施工や設計のし易さなどから、道路境界線に対して平行に設計されることが多いです。
しかし、こちらの物件では海が正面に見えるよう土地に対して建物を自由に回転・移動させ配置しました。


~縦の切り取り~

建物の配置計画によって左右の景色の問題は解決しました。
そして、左右の次は上下の景色の切り取りです。
見上げると一面に空が広がる素敵な土地ですが、複数の電線が視界に入ってくる弱点を持っていました。
また、正面の海の手前では黄色いガードレールが存在感を放っていました。
そんな課題を解決したビフォーアフターの写真が ↓ こちら ↓ です。

上の写真が建築前に海側から土地を見た写真で、道路と土地の間に高低差が無いことが分かります。
そして下の写真が建築後の写真です。
斜線の高さ分(約1メートル)土を盛ることで土地を嵩上げしました。
担当者が現地で脚立に乗り、海を切り取れる高さを検証して土地の高さを決めました。

(((ここでこっそり自社アピール)))
土木事業を手掛けている弊社は土地の造成を得意としています。
造成とは土地を住宅地などとして利用できるように、土木工事によって整備することです。
そして上記で説明した土を盛る工事(盛土)も造成の手法のうちの一つです。
土木工事と建築を自社で一貫して出来る為、様々な土地で活用方法のご提案・施工をすることが可能です。
↓ 話戻ります。


試行錯誤の末に、叶った景色

LDKに設けた大きな開口からは引き込まれそうな青い海が正面に見えます。
お隣、電柱、電線、ガードレール…
初めからそこには無かったかのように、綺麗に海だけを切り取ることに成功しました。


いかがでしたか?
最後の写真はHPやSNS、過去のブログでも度々取り上げましたがこの写真一枚の裏にはこんなに沢山の試行錯誤とストーリーがあるのでした。
私が住楽の家に転職して初めて見た施工例がこちらの家でした。
この物語を聞いた時非常に感動し、「住楽の家の家づくりって楽しそうだな」と思ったので今回ブログの題材に採用しました。
完全自由設計の住楽の家では、お客様のこだわりや夢に丁寧に向き合い一緒に家づくりを進めます。
読者の方の思い描く暮らしが住楽の家なら叶うかも、と少しでも感じていただけたなら嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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