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Blogこんにちは。
住楽の家アドバイザーの小田です。
今回は、先日開催した「萬屋marifu」をきっかけに、素敵なお問い合わせをいただきましたので、その内容を書こうと思います。
麻里府エリアで開催した「萬屋marifu」は、住楽の家と大人のteatimeさんとのコラボイベントで、双方の世界観を表現するため、地元の方や出店者の方々と一緒に準備を重ねてきました。
終わってみると想像を超える多くの方がお越しくださり、地域の温かさや新しい可能性を改めて感じた一日となりました。

その後、萬屋marifuにいらしたある方から、「由緒ある古民家を活用して、カフェや民泊などを組み合わせた小さな複合施設を作りたい」というご相談をいただきました。
お話をくださったのは、学生時代から古民家のある地域と深い関わりを持っておられる男性。
「この古民家を拠点に地域に新しい風を吹かせたい」と、とても熱意をもって語られました。
その言葉の節々からは、単なる施設運営を超えた、まちの活性化に繋げたいという強い想いが感じられました。
現地を訪れると、その建物は当時の美しい佇まいを残しており、建具や居室の細部一つひとつに味わいがあります。

こうした空間が持つ価値を壊すことなく、現代のライフスタイルにも馴染むかたちでどう表現していくか。
そして、「住楽の家」らしさを組み込むにはどうすればよいか。
まだ打合せ段階ではありますが、私たちにとってもワクワクするプロジェクトになりそうです。
住楽の家ならではの古民家の再生
住楽の家では、新築住宅だけでなく、古民家や中古住宅の再生にも力を入れています。
空き家問題や地域の過疎化が進む中、古き良き建物をただ残すのではなく、もう一度「暮らしの場」として蘇らせることで、地域の将来を守ることに繋がっていくと信じています。

特に古民家再生では、その場所に眠る“時間の記憶”や“人のつながり”を大切にしながら、新たな役割を与えるデザインを心がけています。
今回のプロジェクトも、そうした取り組みの一環として、一緒に丁寧に育てていきたいと考えています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。