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Blogあけましておめでとうございます。
住楽の家アドバイザーの小田です。
2026年もどうぞよろしくお願い致します。
今回は、三世代で住まうリノベーションについて、実際のプロジェクトをもとにお話しします。
最初は「建て替え」からのご相談
実はご相談のスタートは建て替えでした。
老朽化しているなら、一度壊して新しくした方がいいのではないか。
それは、とても自然な流れだったと思います。
ただ、敷地を詳しく調べていくと、ひとつ大きな問題が見えてきました。
それが敷地の高低差です。
建て替えとなると、杭工事や大規模な基礎工事が必要になる可能性が高い。
工事規模もコストも、想定より大きく膨らむという現実がありました。
「壊す」から「活かす」リノベーションという判断
そこで選択肢として浮かび上がってきたのが、リノベーションでした。
既存の建物をしっかり調査し、構造材もしっかりと確認。
すると、長い年月を支えてきた木材の状態は、決して良い状態というわけではありませんでしたが
補強すれば建物として生き返る。
むしろ今残すための手を加えるべきだという判断をしました。
壊すのではなく、残す。
家族の思い出が詰まったこの家を、次の世代へつなぐ選択です。
見えないところこそ、しっかりと

リノベーションで最も大切なのは、見えない部分。
今回は、構造補強を重点的に行いました。
柱や梁の補強、金物の追加。
三世代が安心して暮らすための耐震性は妥協しません。
長く子供たちの世代、またその次と繋いでもらうために
見えない部分ほど安心できる状態にしました。
断熱性能を上げて、住まいの体感を変える

もうひとつの大きなテーマが、断熱性能。
以前は、夏は暑く、冬になると足元から冷える状況だったそうです。
断熱材を見直し、窓まわりも丁寧に整えることで、
家全体の空気がやわらかく変わりました。
「同じ家なのに、こんなに違うんですね」
そういった言葉もいただくことができました。
リノベーションの正直な話

もちろん、リノベーションは万能ではありません。
新築のようにゼロから自由に、というわけにはいかない部分もあります。
構造上できないこと、想定外の補修。
正直、手間もかかります。
それでも、
「思い出の詰まった唯一無二の家で、これからも暮らせる」
その価値は、数字では測れないものだと思っています。
家族の記憶をつなぐ住まい

生活音、動線、視線。
細かなところまで配慮し、それぞれが自分の居場所を持てるよう計画しました。
同じ屋根の下にいながら、無理をしない。
それが、長く続く暮らしのコツだと感じます。
もし、
「実家をどうするか迷っている」
「建て替えしかないと思っている」
そんな方がいらっしゃったら、一度立ち止まって考えてみてください。
住楽の家では、リノベーションという選択肢も含めて、丁寧にお話を伺っています。
施工事例や相談会もご用意していますので、気軽にのぞいてみてください。