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こんにちは。
アドバイザーの今江です。

家づくりを計画しているとどうしても「いかに無駄をなくし、効率よくスペースを使い切るか」という部屋のパズルをしたくなってしまいがちです。

突然ですが、この斜線のスペース、どう思いますか?

ここは玄関ホール兼廊下の一部で、どこの部屋にも繋がらない行き止まりのスペースです。
「普段人が通らないこのスペースを収納にした方が有効なのでは?」
そのように考える方は多いと思います。
私もそうでした。
そして、建築費が上がり建物の坪数に限りがある現代でその思考は決して間違いではないと思っています。

ただ、見方を変えれば人が通らない行き止まりの廊下がデッドスペースではなく有効な使い方に見えてきます。

もしここを壁にして収納を作れば、モノは片付くかもしれません。
しかし、窓が無くなった玄関はどこか冷たくて暗い印象です。

一方で、ここをあえて何もない空間にして、突き当たりに窓を配置したとしたらどうでしょうか。
玄関のドアを開けた瞬間、外からの光が廊下を柔らかく照らします。
差し込んだ光は、スペックや平米数では測ることのできない「心のゆとり」を生み出します。

こちらは施工例の写真で、廊下の突き当り正面に窓が設けられています。
こちらの事例は廊下の反対側の突き当りにも同様に窓があり、風の通り道にもなっています。

もしも部屋のパズルをしてここに部屋や収納を詰め込んでいたら、このような爽快感は得られなかったはずです。

もちろん、収納を優先することが正解の場合もあります。
大家族であったり、趣味の道具が多かったり、暮らしの最適解は人それぞれです。
どちらの選択も否定しません。

ただ、お伝えしたいのは「無駄に見える空間にも、役割がある」ということです。

「勿体ない」と感じるその場所は、もしかしたら毎日仕事から帰ってきた家族を「ホッ」とさせるための、大切な要素かもしれません。

効率を求めて必要以上に収納スペースを付け足すのではなく、あえて少しの「余白」を愉しむ。
そんな視点で図面を眺めてみると、新しい住まいの形が見えてくるのではないでしょうか。

みなさんの家づくりは何を一番大切にしたいですか?
ぜひ、私たちと一緒に「心地よい答え」を探してみませんか。

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