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Blogこんにちは。住楽の家スタッフの中野です。
朝晩はすっかり肌寒くなり、秋の深まりを感じる季節になりましたね。
少し前までは、朝起きると窓を開けて外の空気を取り込んでいた我が家ですが、最近は窓を開けるのにも少し勇気がいります。
「空気は入れ替えたいけど、せっかく暖まった部屋を寒くしたくない……」
そんなとき、ふと気になったのが「24時間換気」のこと。
そういえば、窓を開けなくても換気ができるって、どういう仕組みなんだろう?
今回は、そんな身近だけれど意外と知らない、家の換気についてお話ししたいと思います。
家の空気は、どうやって入れ替わっているの?
現在の住宅では、シックハウス対策として、原則24時間換気システムの設置が義務付けられています。
一般的な住宅では、1時間に室内の空気の約半分を入れ替える能力が求められています。
つまり、窓を開けなくても、計画的に空気が入れ替わる仕組みになっているんです。
住宅でよく使われる換気方式には、「第一種換気」と「第三種換気」があります。
第三種換気は、室内の空気をファンで排出し、外の空気を給気口から自然に取り込む方式。仕組みがシンプルで、初期費用やメンテナンス費用を抑えやすいのが特徴です。
一方、第一種換気は、給気と排気の両方をファンで行う方式です。
せっかく暖めた空気、換気で逃がしてしまうの?
換気は必要ですが、空気を入れ換えることで室温が下がったり、足元に冷気を感じたりすることがあります。
そこで活躍するのが「熱交換」という仕組みです。
熱交換型の換気システムは、室内から排出する空気の熱を回収し、取り込む外気に移すことで、室温と外気の温度差を小さくしてくれます。
例えば冬なら、冷たい外気を室温に近づけてから取り込むことができます。
もちろん、室温とまったく同じ温度になるわけではありませんが、外気をそのまま取り込む場合に比べて、室温の変化を抑えられます。
夏も同様に、暑い外気の影響を抑えながら換気ができるため、冷暖房の負担軽減にもつながります。
住楽の家モデルハウスでは、室内の温度環境をできるだけ快適に保つため、熱交換型の第一種換気を採用しています。

第一種換気を活かすために大切な「気密性(C値)」
もうひとつ大切なのが、家の「気密性(C値)」です。
気密性とは、家にどれだけ「すき間」がないかを示す指標。
せっかく計画的に換気をしていても、家のあちこちにすき間があると、そこから外気が出入りし、想定していた空気の流れが乱れてしまいます。
また、熱交換の効果を十分に活かせないことも。
住楽の家では、断熱・気密・換気をそれぞれ別のものとしてではなく、住まい全体の快適さを支える大切な要素として考えています。
花粉やホコリを取り込みにくくする工夫も
第一種換気では、給気側に設けたフィルターによって、外気に含まれる花粉や黄砂、ホコリなどの侵入を抑えることもできます。
ただし、取り除ける粒子やその割合は、フィルターの性能によって異なります。
また、第一種換気にも注意点があります。
第三種換気に比べて初期費用が高くなる傾向があり、フィルター交換や機器のメンテナンスにも費用がかかります。
設備のメリットだけでなく、長く使い続けるための維持費も知っておきたいですね。
知っておきたい! 換気と上手に付き合う3つのコツ
① 24時間換気は、基本的につけっぱなし!
「誰もいないときまで換気する必要があるの?」
そう思われるかもしれませんが、人がいない間も家具や建材などから化学物質が発生したり、湿気がこもったりすることがあります。
24時間換気は、こうした空気を継続的に入れ替えるための設備です。
基本的にはスイッチを切らず、24時間運転を続けましょう。
② フィルター掃除、忘れていませんか?
換気設備は、設置したら終わりではありません。
フィルターにホコリや花粉などがたまると、空気の流れが悪くなり、十分な換気ができなくなることも。
掃除や交換の頻度は機種によって異なるため、取扱説明書に沿って定期的にお手入れをしましょう。
③ 第一種換気の家でも、窓を開けていいの?
答えは、もちろんOKです!
春や秋、気候の良い日には窓を開けて、自然の風を取り込むのもいいですよね。
ただし、真夏や真冬に長時間窓を開けていると、冷暖房の効果が薄れてしまうことも。
季節や外の気温に合わせて、窓の開け方を工夫してみましょう。
なお、窓を開けているときも、24時間換気は基本的に運転したままで大丈夫です。
快適な住まいは、目に見えない「空気」から
冬の朝、暖かいリビングでゆっくりコーヒーを飲む時間。
夏の暑い日、家に帰ってほっとひと息つく瞬間。
そんな何気ない日常の快適さを、目に見えないところで支えているのが、換気設備です。
住楽の家が大切にしているのは、デザインだけでなく、住み始めてから実感できる快適さ。
モデルハウスの第一種換気も、そのために選んでいる設備のひとつです。
もちろん、換気方式にはそれぞれメリットがあり、住まいの条件や予算によって適した選択は異なります。
「換気や断熱のこと、もっと詳しく知りたい」
「第一種換気と第三種換気、うちにはどちらが合っているんだろう?」
そんな疑問があれば、家づくりの打ち合わせの際に、ぜひ気軽に聞いてくださいね。
目に見えない空気のことも、これからの暮らしを想像しながら、一緒に考えていけたらと思います。