瀬戸内海と暮らす平屋
05 むぎの家
こちらの住宅は住楽の家スタッフの自宅となります。
地元で海の見える場所に家を建てたいと考え、数年探してやっと巡り会えた海辺の土地。
玄関を開けると大きな窓から瀬戸内海と島々がお出迎えしてくれます。
訪れた人に癒しを与えられる空間になるように玄関は意識しました。
LDKは海をダイレクトに感じられる空間づくりを意識しました。
大きな窓はできる限りガラス面を大きく取りたいという希望があったので木枠の造作FIX窓を採用。
この窓が瀬戸内海の穏やかな景色を家の中に取り込んでくれます。
休日には友人や家族を呼んでパーティや会食をしたいという要望もあったので
キッチンはⅡ型キッチンにし、シンク側はダイニングテーブルを埋め込むようなデザインにしました。
ダイニングテーブルは7人はゆったり座れる広さをとりました。
夫婦で料理をすることも多々あるためⅡ型だと空間を広く使いつつ、
シンク側は海を見ながら料理をすることができます。
外観は扇型の形状をしています。
細長い土地が海に向かって丘になっているため
その丘のイメージを家でも表現しました。
海側からの外観は地に這うような落ち着いたデザインになっています。
今回の設計は及川洋樹氏×オノミチエ氏で構成される、
建築家ユニット、「あしたのアトリエ」に設計を依頼しました。
より洗礼されたデザインと住み心地の良い高性能な住宅になっています。
ここ最近の過酷な猛暑や冬場の寒い空気の影響を受けず
毎日自然の好きな景色に癒しをもらいながらの生活はとても幸せな気持ちになります。